DNS/DHCP管理コンソール
DNSサーバオブジェクト
DNSサーバは、DNS名からIPアドレスへの解決およびIPアドレスからDNS名への解決を可能にします。DNSサーバオブジェクトのプロパティページにアクセスするには、ユーティリティウィンドウの下部のパネルからDNSサーバオブジェクトを選択します。
[ゾーン]。このタブには、このサーバで管理されているゾーンのリスト、およびそのIPアドレスなどが表示されます。
- [ゾーンリスト]。この編集不能フィールドには、このサーバで管理されているゾーン、および各ゾーンでのこのサーバの役割が一覧表示されます。
- [DNSサーバのIPアドレス]。この編集不能フィールドには、このサーバのIPアドレスが一覧表示されます。
- [DNSサーバのドメイン名]。このフィールドには、クエリをリスンするこのDNSサーバのドメイン名が表示されます。
- [コメント]。このフィールドには、このサーバに関する追加情報を入力します。このフィールドはオプションです。
[転送リスト]。許可されたデータまたはキャッシュからクエリを解決できないときに、このサーバからクエリを転送する先のDNSサーバのIPアドレスを指定します。未解決のクエリは、ルートサーバに送信される前に、これらのサーバに送信されます。このフィールドは、[転送]オプションに関連します。
- IPアドレスを追加するには、[追加]をクリックします。IPアドレスを削除するには、IPアドレスを選択し、[削除]をクリックします。
[No Forwardリスト]。他のDNSサーバに未解決のクエリを転送しないドメイン名のリストを指定します。
- ドメイン名を追加するには、[追加]をクリックします。ドメイン名を削除するには、ドメイン名を選択し、[削除]をクリックします。
[オプション]。このタブでは、サーバの監査証跡、イベントログなどを有効にします。
- [イベントログ]。このフィールドでは、イベントログのレベルを[なし]、[メジャーイベント]、または[すべて]に設定します。イベントログでは、どの程度のイベントデータをサーバで収集するかを指定します。データを収集するには、イベントログを[メジャーイベント]または[すべて]に設定する必要があります。イベントログを表示するには、サーバオブジェクトを選択してから、ツールバーの[イベント/アラートの表示]をクリックします。
- [監査証跡ログの有効化]。監査証跡ログを有効にするには、このオプションにチェックを付けます。監査証跡ログを表示するには、サーバオブジェクトを選択してから、ツールバーの[監査証跡ログの表示]をクリックします。
[SNMPトラップオプション]。
- [なし]。SNMPトラップをオフにします。
- [メジャーイベント]。重要なメジャーイベントのみをトラップします(デフォルト)。「メジャー」または「重要」のイベントは、サーバの処理状態に著しい変化があったことを示します。
- [すべて]。重要なマイナーイベントをトラップします。
- [最大キャッシュサイズ]。サーバがキャッシュとして使用できる最大メモリ量をバイト、キロバイト、またはメガバイトで指定します。
- [最大再帰検索数]。サーバがクライアントの代わりに実行する、同時再帰検索の最大数を指定します。
[キーリスト]。
[使用可能なDNSキー]。eDirectoryツリーで使用可能なDNSキーのリストが表示されます。これらのキーは、DNSサーバに関連付けることができます。
[選択されたDNSキー]。DNSサーバに関連付けられているDNSキーのリストが表示されます。
- DNSキーを追加するには、キーを選択し、[追加]をクリックします。
- DNSキーを削除するには、キーを選択し、[削除]をクリックします。
- すべてのキーを追加するには、[すべて追加]をクリックします。
- すべてのキーを削除するには、[すべて削除]をクリックします。
注意: 複数のキーを追加または削除するには、<Ctrl>キーを使用してキーを選択します。その後、[追加]または[削除]を適宜クリックします。
[制御リスト]。このタブでは、サーバへのアクセス制御を指定します。
リストに値を追加するには、[追加]をクリックします。リストから項目を削除するには、項目を選択し、[削除]をクリックします。
- [ゾーンアウトフィルタ]。このDNSサーバからゾーン転送を実行できるIPアドレスまたはネットワークのリストを指定します。値が指定されなかった場合は、すべてのホストからのクエリが許可されます。
- [再帰呼び出しの許可]リスト。このサーバのDNS再帰呼び出しクエリを送信できるIPアドレスまたはネットワークのリストを指定します。再帰呼び出しは、値を[なし]に指定することで無効にできます。値が指定されなかった場合は、すべてのホストからの再帰呼び出しクエリに応答が返されます。指定された値は、再帰呼び出しの値が[はい]に設定されている場合にのみ、有効になります。[いいえ]に設定された場合は、どのホストからの再帰呼び出しクエリも許可されません。
- [Query Filter]リスト。DNSサーバに問い合わせるのを許可するIPアドレスまたはネットワークのリストを指定します。IPアドレスが指定されなかった場合は、すべてのホストからのクエリが許可されます。また、Linuxの場合は、キーオプションにDNSキーを指定します。
- [Also Notify]。ゾーンの新規コピーがロードされたときに必ず通知メッセージを受信するネームサーバのIPアドレスのリストを指定します。
- [ブラックリストサーバ]。承認されていないサーバのIPアドレスのリストを指定します。DNSサーバでは、ここに一覧表示されたサーバからのクエリには応答しないか、またはこれらのサーバにクエリを転送しません。
[詳細]。このタブでは、グローバルサーバおよびゾーンの追加オプションを指定します。
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