DNS/DHCP管理コンソール

プールの管理

プールは、範囲タイプ割り当ての指定に使用するIPアドレスの指定範囲です。

プールオブジェクトは、動的にアドレスを割り当てたりアドレス割り当てからアドレスを除外するためのアドレス範囲を表します。

プールを作成するには、以下の手順に従います。

  1. リストからサービスを選択します。サービス、およびサービスまたは共有ネットワーク階層に作成された、すべてのサブネットが表示されます。
  2. リストからサブネットを選択します。
  3. [Address Pool Name(アドレスプール名)]フィールドに、サブネットアドレスプールの名前を入力します。
  4. [開始アドレス]フィールドおよび[終了アドレス]フィールドで、アドレス範囲の上限値と下限値を指定します。
  5. [作成]をクリックします。

一般

  1. [範囲タイプ]ドロップダウンメニューから、次のうちのいずれか1つを選択します。

[ダイナミックDHCP]範囲タイプを割り当てることで、DNS更新オプションパラメータを有効にできます。[常に更新]を選択すると、DHCPサーバは、動的アドレスが割り当てられた場合、および解放リリースされた場合に、DNSを更新します。

[ダイナミックBOOTPおよびDHCP]範囲タイプを割り当てることで、DNS更新オプションパラメータを有効にできます。[常に更新]を選択すると、DHCPサーバは、動的アドレスが割り当てられた場合、および解放された場合に、DNSを更新します。

  1. [フェールオーバーピアの選択]ドロップダウンで、フェールオーバーピアを指定します。
  2. 動的な更新を選択する場合は、[DNSの更新]ドロップダウンで[常に更新]を選択します。
  3. 1つのプールに対して1つ以上のクラスを関連付けることもできます。

プールに関連づけられたすべてのクラスは、[使用可能なDHCPクラス]リストに表示されます。リストからクラスを1つ選択し、[許可されたDHCPクラス]フィールドの横にある右矢印ボタンをクリックします。選択されたクラスが、指定されたプールオブジェクトをサービスするように指定されます。特定のプールにクラスをさらに割り当てる場合は同じ手順を使用してください。

[許可されたDHCPクラス]リストからクラスを削除するには、該当のクラスを選択した後、左矢印ボタンをクリックします。

プールから特定のクラスへのIPアドレス割り当てを拒否するには、[拒否されたDHCPクラス]の横にある右矢印ボタンをクリックします。[拒否されたDHCPクラス]リストにクラスを追加する場合は、同じ手順を使用します。

[拒否されたDHCPクラス]リストからクラスを削除するには、該当のクラスを選択した後、左矢印ボタンをクリックします。

[コメント]フィールドには、定義に関するコメントを入力できます。このフィールドはオプションです。

設定

これらの設定は、プールの環境設定値を定義する場合に使用します。

設定を追加/変更するには、以下の手順に従います。

  1. [変更]をクリックします。
  2. リストから設定を選択します。
  3. 設定の値を指定します。
  4. [OK]をクリックします。

設定を削除するには、以下の手順に従います。

設定済みのオプション

[使用可能なオプション]リストで宣言されている事前定義済みのオプションの値を定義できます。

たとえば、[タイムオフセット]オプションは[使用可能なオプション]リストで事前定義されています。[設定済みのオプション]タスクを使用すると、[タイムオフセット]オプションの値を設定できます。

設定済みのオプションを追加するには、以下の手順に従います。

  1. [変更]をクリックします。
  2. リストからオプション名を選択します。
  3. [追加]をクリックします。
  4. オプションの値を指定します。
  5. [OK]をクリックします。

設定済みのオプションを削除するには、以下の手順に従います。

設定済みのオプションを変更するには、以下の手順に従います。

  1. オプションを選択します。
  2. [変更]をクリックします。
  3. オプションの値を指定します。

オプションとそれらの定義のリストは、『Novell DNS/DHCP Services Administration Guide』にあります。


ヘルプトピック

商標の詳細については、「法律上の注意」を参照してください。